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令和5年9月受付分

令和5年9月受付分の市長直行便の内容(一部抜粋)とその回答について掲載いたします。  

ご意見:三桜酒造跡地に郷土資料館、浜田城歴史資料館統合建設の件

 郷土資料館の建替え整備事業について、浜田の素晴らしい歴史を後世に残しつつ、若い人にも勉強してもらえるよう、何点か提案です。

・浜田城資料館と統合し、浜田の中心部である三桜酒造跡地に建設する。入館料は従来通り無料とし、定期的に資料を入れ替える。
・お年寄りから子どもまで集える喫茶・サロン・広場を設営し、歴史を勉強した後にコミュニケーションが取れるような環境を整える。
・無料の駐車場とトイレを完備し、石見畳ヶ浦やアクアス、はまだお魚市場など他の観光施設へとつなぐ拠点として運営し、町の活性化を図る。

 浜田の発展を心より願っています。

回答    担当課:文化スポーツ課、商工労働課

 浜田城資料館は、後の大正天皇となる東宮殿下が明治40年に山陰を行啓された際に、宿泊施設(御便殿)として建築された建物です。
 その立地から浜田城跡・外ノ浦のガイダンス機能を持たせていますが、建物自体に由緒があることから、他の場所への統合は考えておりません。
 一方、浜田郷土資料館は、当市の原始から近代に至るまでの通史を学べる施設ですが、見学会に参加された方のアンケートによると、全体の81%の方から「整備が必要」との回答をいただきました。
 今後、浜田郷土資料館の建替え整備を推進するため、具体的な検討を進めてまいりたいと考えております。
 三桜酒造跡地につきましては、現在、三桜酒造跡地公共活用検討委員会において、跡地活用の方向性を検討していただいております。
 先般実施しました市民アンケートの回答におきましても、「賑わいを生み出すような、市の内外から多くの方が訪れる場」や「若者からお年寄りまで幅広い世代が憩い、くつろぐことができる場」になると良いという回答を多くいただいたところです。
 ご提案いただいた、喫茶・サロン・広場の設置というご意見は、先ほどの多くの意見と同様のご意見として承るとともに、跡地活用の参考にさせていただきます。

ご意見:NTTの黒川土地取得について

 NTT西日本社宅跡地に大手ディスカウントストアが出店予定と聞きました。現在、車を使い遠方のディスカウントストアに通っており、近所に出店されることに魅力を感じております。
 しかし、浜田市がその土地を取得し、国体開催時の駐車場とすると聞きました。また、学校が近いため、車の交通量が増えると危険なことを理由としているようですが、理由付けに無理があります。
 実際は、近隣の小売店から依頼があったのではないでしょうか?地元の企業を守りたいのであれば、その旨を明言してはいかがでしょうか。
 一部の業者を守るのであれば、市内に本社を置く企業を市外競合企業よりも優遇する必要があると思います。

回答    担当課:建設企画課

 商業施設の出店は、市民の皆さんの利便性の向上にもなり、それ自体を反対するものではありません。
 NTT西日本社宅跡地のある場所は当市の文教地区で、小学校・中学校・高校の通学路となっており、車が多く出入りする商業施設ができた場合、交通事故が心配されます。
 また、同跡地に隣接する東公園には県立体育館などのスポーツ施設が複数あり、慢性的な駐車場不足が生じております。
 さらに、石見小学校の建替えや、令和12年には国民スポーツ大会も予定しており、更なる駐車場不足も懸念されます。
 そこで、土地利用について再検討をお願いし、「東公園は駐車場不足であり、売却していただけるなら、市で取得し、駐車場として活用したい」と申し入れたものです。
 ディスカウント店が浜田市内に出店されるのであれば、他の場所を考えていただきたいと思います。
 以上のことから、一部の地元企業を守ることを目的とした取得ではありませんので、ご理解ください。

ご意見:BUY浜田運動

 BUY浜田運動の取組の一環として、浜田産の食材を使ったレシピを募集し、市民全体で楽しむことができる、オーディエンス参加型のコンテストを行ってはいかがでしょうか。

回答    担当課:商工労働課

 BUY浜田運動は、浜田市で生産・製造・加工された商品を、市民の皆さんに市内店舗で購入していただき、消費を増やすことで地域内の経済循環を促進し、経済の活性化を目指す取組です。
 提案いただいたコンテストにつきましては、浜田市でも過去、浜田産品を使ったレシピの作成・店舗設置や、島根県立大学と共催で料理コンテストを実施するなど、ご提案内容と同様の取組に努めてまいりました。
 現在は、テーマソング・ダンスの作成や「BUY浜田昼市」の開催などによりBUY浜田運動を推進しておりますが、次の企画を検討する際に、提案いただいた内容も参考にさせていただきます。
 市民の皆さんが楽しみながら参加し、BUY浜田の意識向上につながるよう努めてまいりますので、今後とも、浜田市の発展に向けてご支援、ご協力をお願いいたします。

ご意見:国産国消

 食料問題について憂慮しています。日本の食料自給率は現在38%ですが、多発する自然災害や異常気象により収穫量は年々低下しています。
 そこで、荒廃農地を活用して家庭菜園を作る、という案はいかがでしょう。希望者に野菜作りを楽しんでもらえる上、家計にも優しく、一石二鳥だと思います。円安とウクライナ情勢を背景に物価上昇に苦しむ市民のため、行政主導で行動してください。期待しています。

回答    担当課:農林振興課、農業委員会

 日本の食料自給率は低い水準にあり、穀物や家畜の飼料に加え、農業に必要な肥料の多くを海外に依存しています。一方で、農業従事者の高齢化や担い手不足により農地が荒廃化し、生産・維持活動が継続困難な状況にあります。
 ご提案いただいた「荒廃農地に家庭菜園を作る」という取組は、市民の余暇活動を充実させるためにも有効と考えます。農地の貸借については、農地法等に基づく手続きが必要となりますので、農地を借りやすくする市民農園の制度周知に努めてまいります。
 なお、浜田市では有機農業を推進し、自然と経済の豊かさを両立することで、農業や農ある暮らしを未来につないでいくことを目的に、今年4月に「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。このような取組を通じて、次世代の子ども達に持続可能な農業の姿を示し、「浜田市の大地と海、風土をはぐくみ続けるまち」を目指してまいりますので、今後ともご協力をお願いいたします。

ご意見:介護(講習会)

 家族の在宅介護を行っていますが、「介護の入門編」などの講習を受けたいです。また、実際に介護を行っている方がおられれば、その経験談も聴いてみたいです。

回答    担当課:健康医療対策課

 浜田市では、65歳以上の高齢者が人口の約4割を占めており、高齢化が進んでいます。高齢者の多くは、住み慣れた地域で自立した生活を送ることを望んでおり、元気で自分らしくいきいきと過ごすためには、介護予防が有効とされています。具体的には、体操やリハビリテーションを通じて運動機能の低下を防ぐ、家族以外の人と会話をするなど、社会との関わりを持つことが重要です。
 浜田市では、浜田地区広域行政組合の主催により、市民を対象とした「介護の入門的研修」が行われています。これは、介護の基本を楽しく学び、学んだ知識を日常生活や大切な人のために活用していただくためのものです。また、ステップアップ研修として「生活支援の担い手研修」も開催しています。
 引き続きこうした取組を通じて、介護への理解を深めるとともに、介護予防の普及に努めてまいります。

ご意見:ありがとう

 先日、母親が亡くなったため、市役所窓口へ身体障害者手帳を返しに行きました。
 返却時に「(手帳に貼付してある母の)写真は要りますか?」と静かに声を掛けてくださいました。
 手帳の母に付いて行きたい気持ちだったため、直ぐに「はい、要ります」と答えました。
 遺族の想いに寄り添った対応に、感動のあまり涙が出ました。本当に有難うございました。

回答    担当課:人事課

 このたびは、職員の対応に対するお褒めの言葉を頂戴いたしました。さっそく担当部署に連絡し、お礼のお手紙をいただいた旨を職員に伝えました。職員にとってもとても励みになるものと思います。
 私は職員に対して、市役所に来られた方の気持ちに寄り添い、市民の皆さんから「ありがとう」、「おかげ様で」と言っていただけるような仕事をしてもらいたいと日頃から伝えています。そうした中でこのようなお言葉をいただき、大変うれしく思います。
 今後とも、市民の皆さんが気持ちよく市の窓口をご利用いただけるよう努めてまいりますので、浜田市の発展に向けてご支援、ご協力をお願いいたします。

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