〇 開催日時 令和6年3月8日(金)19時00分から19時40分まで
〇 開催場所 浜田市消防本部2階大会議室 浜田市原井町908番地11
〇 内容
1 消防長あいさつ
本日は、第4回の浜田市消防本部体制整備検討委員会を開催するのにあたり、お忙しい中、また、夜分お疲れのところ、消防本部にお集まりいただき、誠にありがとうございます。この検討委員会は、消防本部を初めとして、出張所、消防署を建て替える際に、その配置につきまして、浜田市にとってどのようなものが良いのかについて、委員の皆様から広くご意見をいただくために開催するものです。
本日は、今年度最後の会議となります。消防本部の設置場所について検討していただきたいと思っております。委員の皆様に忌憚のないご意見をいただきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
甚だ簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。
2 浜田市消防本部設置場所の検討について
(委員長)
それでは、早速議題に入りたいと思います。
浜田市消防本部設置場所の検討についてです。
前回アンケート結果と、皆さんのご意見を伺いましたところ、消防本部の位置は中央が良いというご意見が非常に多くございましたので、この結果を基に、中央を第1候補と考えております。このことにつきまして、委員の皆さんには、各所属においてお話をしていただいていることと思います。そこで皆さんからご意見を伺いたいと思いますがいかがでしょうか。
自由にどなたからでも構いませんので手を挙げていただいて、ご意見を賜るという形で進められればと考えております。
(委員)
1月の下旬ですが、地域協議会の全体会で報告いたしました。
3か所について検討した結果、委員会では中央が一番望ましいとされ、第1候補として決定したと報告いたしました。
皆さんから質問はありませんでしたが、特に異論もなく、合意できたのではないかというふうに認識しております。
ただ1点、例えば、竹迫辺りに移転した場合、現在の消防本部の建物はどうなるのですかという質問がありましたが、これは未定で回答しています。費用についての質問はありませんでした。
(事務局)
旧消防本部についてでございますが、いろいろ案があるとは思います。浜田市の方でどのように有効に活用していくかということは、今後検討していく方向となってくると思います。これがやはり10年ぐらい先の問題になるかもしれませんが、今のところは、こういったところしかお答えできません。
(委員)
この話を地域の委員にお話したところ、浜田消防署近くの旧山陰観光の更地が一番いいのではないかということでした。そこはどこの土地か分かりませんが、やはり海が見えて両方出られる。一番気になるのは入口の橋と下にトンネルがあるのが少しネックじゃないかなと思うのですが、場所的にはあそこが良いという話はありました。もし良ければ、旧消防本部の土地を譲るという感じで、交渉してみたらどうだろうという意見も出ました。
(委員)
女性消防団のメンバーで会う機会がありまして、検討委員会について非常に興味を持っていたので話をしたのですが、やはり先ほど委員が言われたように旧山陰観光の跡地は見晴らしがいいということ、津波とか、海の状況だとか、高速道路へのアクセスもいいということで、今ある浜田消防署のすぐそばでもあるというところで、建設中の対応、いろいろな対応ができることも考慮し、やはり旧山陰観光の跡地が有効なのではないかという意見が多く出ていました。
(委員)
消防署の立地としましては、面積ばかりでなく、やはり道路アクセスが大切。今のこの場所でも笠柄交差点は時間によっては交差点を抜けるのに時間が掛かる。そういうところも1つ問題だろうと思います。
それから交代される時に、機械器具の点検を行います。そうするとサイレンも流されるでしょうし、出動の時も鳴らしているでしょう。現在の位置は、他の家が建つまでに出来ていたから、後から来られる人は消防署があることを承知の上で家を建てられた。今後、新たに消防署を作るということになると上手く話が進まないかもしれない。そういうものもやはり近隣に承諾を取らないとならないところがあるので、どこでも建てられるものでもないと思います。
いずれにしても、このバイパスの西端と東端の間に建てなければならないと思いますが、そういう立地を考えると、土地が無いのではないかと思います。
(委員)
地域協議会が1月にあったのですが、仕事の関係で出席しませんでしたので、皆さんからの意見は聴いていません。
騒音とかそういう問題がもし気になるようだったら、私の考えですけど桜ヶ丘出張所の上に物流団地がございます。この周辺だったら民家が少ないので良いのではないかという気がします。まだ空き地が結構ありますので、騒音問題があるのでしたら、条件としてはいいのではないかと思います。それからアクセスも高速道路やバイパスに近いです。
(委員)
この間、旭の人とも話したのですが、旭には消防署がありますから、そこまで関心がなく、ふーんという感じで、いつごろ移転するんだろうかというような話になりました。
極端に場所が変わるということはないと思うので、旭の人はそこまで深く関心が無いような感じでした。
(委員)
国道186号線に降りる所辺りから、笠柄の交差点ぐらいの間で設置するのはどうかという話があったのですが、その間に作りますと西にも東にも行ける。極端なことを言いますと、夕日パーク浜田のようにインターがあって、出動で西にも東にもすぐ出られる、そういった立地条件の所が良いのではないかということなのですが、土地所有が把握できていないので、具体的にこの辺が良いという案は出ないのですが、いずれにしても、東西に即座に出られるような、そういった道路整備も含めて検討すべきではないかと意見が出ております。
(委員)
一応、隊の方で説明はしましたが、やはり少し説明不足がどうかわからんのですが、意見としては特になかったです。
先ほど、委員さんから周辺地域への説明がいるという意見は、そうだろうなと個人的に思いました。
(委員)
上府分団を卒業された先輩方を15人程度呼んで意見を聴きました。その時、自分なりに検討委員会で話しをしていることを説明し、先輩方の意見を聴かせていただいたのですが、一長一短で皆さん思いもあるし、やはり中央がいいのではないかという意見があれば、財政のことを考えたらそのままでいいのではないかという意見もありました。
先ほど委員からありましたが、桜ヶ丘出張所があるので、上府自体はそこまで浜田消防署に興味がないというと語弊がありますが、関心がないような感じでした。
(委員)
女性消防団の中で話をしたのですが、ちょっとうまく説明がいかなかったっていうのと、弥栄にも出張所があるので、あまり親身にならないというか、なかなかその直接的な関与が少ないというところがありまして、上手く話が繋がらなかったのですが、その中で出た意見としては、現在、働いておられる消防職員さんがどう考えておられるのか。今のこの場所で設備的なところも含めて、もっと設備を整えたほうがいいとか、広さ的にもっとあった方がいいだとか、今日、検討委員会に来た時、駐車場がいっぱいで停められなかったのですが、そういうことも含めて職員さんの中での意見というか思いとか、もうちょっとこういうところを増やしたいとか、力を入れたいというところがあれば、市民の意見も大切ですが、職員の意見を主にしてもいいのではないかという意見も出ました。
(委員)
近所の方々と少し話したぐらいではあるのですが、有福地区に住んでいて、先ほど委員が言われたみたいに、今は桜ヶ丘出張所から来てくださるので、そんなに消防本部の場所はこだわりがありません。いつも多分高速に乗って来られるんですけど、一般道でもあまり時間は変わらないので、何で高速で来るんだろうねっていう話はありました。
(委員)
特に意見は聴いておりませんが、この場所で建て替えるのは面積的に無理があるのかなと思います。消防は庁舎だけではなく訓練場も必要なので、なかなかその面積が取れないのではないかと思います。先ほど駐車場の件もありましたし、そういうのも入れるともう最近建設された消防本部はかなりの面積を確保しています。
この消防本部がそれだけの面積を確保するには何処がいいかちょっとわかりませんが、金城とか、有福方面とか旭、弥栄、三隅にも行ける場所で、186号線への出口になる何処かの場所になるんだろうと思います。一番最適なところに、ある程度の面積を確保してもらって、職員が訓練できる訓練場が建てられるような消防本部が一番いいと思っています。
(委員長)
全ての委員さんからご意見をいただきました。私がご意見を伺っていて1点だけちょっとお伺いしたいなと思いました。
これまで検討委員会で議論してきた内容というのは非常に大事にしたいと思います。中央を第1候補にと最初にお話させていただきましたけれども、以前、加重平均、単純平均といったような現場到着時間の話もございました。その辺りのところを、各団体のところでお話をいただいたときに、どれぐらいご理解いただけているものなのかなっていうのがちょっと気になりました。その辺りはどうですか。すでにお話いただいているかもしれませんけれども、何かやはりお話しても、なかなか上手く伝わらないっていうことなのか、それとも、十分に理解いただいているのかっていうところがやはりお話を聴いて気になりましたけれどもその辺りはいかがですか。
委員会後でも構いませんので、もしお話が伺えればと思いますから、何かございましたら仰っていただければというふうに思います。
(事務局)
委員の皆様、たくさんの意見有難うございました。
今、意見を聴いておりますと、アクセスの面、騒音、訓練場の面積の広さのこと、また職員の意見を重視といったことが主な意見だったように思います。
もちろん、アクセスのことにつきましては、東にも、西にも行きやすいところに建てるのが一番だと思っております。やはり加重平均の問題とか、単純平均とかいろいろございますが、やはり、なるべくそういった距離的に近いところがよろしいかと思いますので、中央部の方が一番の選択ではないかなと今のところ思っております。
他には委員が言われたように騒音の問題です。消防本部は昭和53年ぐらいに建てた建物で、その時はこの周り何にもございませんでした。それから住民の方が移って参りました。やはり、今度移転する場合、近隣への配慮は十分必要だと思っております。特に、消防署はサイレン、訓練、点検とかありますので、迷惑施設と言われても仕方ないようなところがございます。そういった面も十分配慮し、できることならそういった面でも、交流できるようなところを考えていかなければいけないと思っております。
あと面積ですね。現状、駐車場が狭いと思います。それと私の考え方でいきますと、災害が起こった場合、やはり近隣地区からの応援とか県外からの応援、緊急消防援助隊、あとヘリコプターとか、集結できる施設ができれば本当は良いのですが。そういった広さも重要だと思います。この場所で建て替えということも無きにしも非ずなのですが、浄化槽の大きさで建物が建てられない問題が絡んできております。これ以上、敷地内に今の建物以上のものは建てられないという状況になっております。
最後に職員の意見を聴いて欲しいという意見ですが、これも以前お話いただいたところではございます。来年度、職員の検討委員会の方で、こういったところも、意見を聴いていかなければいけないと考えております。皆さんの意見を早急に検討委員会で伝え、来年度、職員から意見を聴きまして、また委員の皆様に、職員の意見を早急に出していこうと考えています。
(委員)
この度、次年度のこの委員の推薦の動きをされまして、また引き続き受けようと思っているところなのですが、4月以降、この委員会が2年目に突入ということになりますが、我々は、最終的に地図上でここにしようという決定をするところまですることになるのですか。
(事務局)
決定というのは少し無理なところでありまして、皆さんの要望、メリットデメリットが出ていますが、そういったところすべて聴かせていただいて、市民の方々はこう思っているということを吸い上げて、それを今後、10年後になるか15年後になるかわかりませんが、消防が建て替える時に意見を踏まえた場所を探すという形になると思います。何処かに決めるということはありません。
(委員)
10年、15年先のこと考えて、集まってもらっていると聴くと、何か、私たちの集まったこと自体が何なんだろうかいう感じになります。
喫緊に3、4年先に提案したいのだという意思を出さないと、委員が2、3か所、ここがいいのではないかと言っても、消防側がやってみますという熱意が見られない。10年後、先のことをここで話していても建て替えたいという意思を示してくれないと、何のために集まったのかよく分からないのでよろしくお願いします。
(事務局)
実際そういう面もあると思います。これがトータル2年半ぐらいかけて、1回の検討委員会、また、もう少し近づいて場所が決まりそうな状況になったら、また検討委員会をお願いするかもしれません。そういうことも踏まえつつ、場所を決めていきたい。
それと、建設場所については、この5年間ぐらいは探していきますので、継続して探しつつやっていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思っております。
(委員)
分かるのですが、もっと、ここにしたいということを、せっかく話しているので、5年とかではなく、早くてもいいのだから、予算的なこともあると思いますけど。
僕が思うのは、弥栄とかの出張所があるので、場所はここにこだわっていいと思います。ここは旧浜田市内を守ってくればいいと思う。それで東西に行くといいと思います。186号線とか弥栄へ行くのは違うとかではなくて、まずここは近い市内を守ってあげるべきだと思います。この場所がいいのではないか、あそこがいいのではないかと言っていても、時間が経って建設されだしたら、あの場所が良かったのにということなる。早めにこの辺が良いという場所を3か所絞って、もちろん物流団地もいいと思いますし、各出張所があることも考えながら、津波があったら行きやすいという感じです。私たちは全然わからないけど、良いと言っている場所で、あの時チャンスを逃したから違う場所を見つけたということになるのではなく、一応話してみるとか、あそこは誰の土地だろうか、少し話をしてみようとか。早くしていかないと場所が取られるような気がしています。5年10年後のことっていう話はちょっと情けないと思います。
(事務局)
例にとって言いますと、12,000㎡か13,000㎡欲しいです。
100㎡の100㎡で1万平米ですから、旧山陰観光は少し狭いです。それと片方が橋でしょう。さっき言われた通り不安要素があります。もう少し広ければ確かに最高の立地だと思いますが、少し狭いというのが正直なところです。今後は学校とかも考えていきたいと思いますし、お隣の市がいいのを建てたからという訳じゃないですが、益田消防が県立益田工業高校跡地に半分ぐらい使って立てていますが広さは羨ましいです。あれを理想として、見学に行き参考にしていきたいと考えております。
(委員)
現在の位置は信頼がある所で良いのではないか。この近くにあるから旧山陰観光が良いのではないかという感じで思いました。あそこにこだわっている訳じゃないですよ。だから早く、場所を絞って、この辺の土地を確保しようという意思を持ってやって欲しいなという思いです。
(委員)
益田の話が出ましたが、県立益田工業高校跡地を使ってどのくらいの広さを消防本部で立てる予定であるか、それと総事業費が幾らぐらいの予定で進められているかわかりましたらお願いします。
(赤岸総務課長)
理想の1万数千平米を使っております。半分残っている部分が空いている間、訓練等に使えるので、12,000㎡ぐらいで、総建築費が今、建築費が上がって25億円前後になったそうです。元々20億円ぐらいで考えていたようですが、最終的に計画段階より2割増しになったようです。
(委員)
先ほど出ておりますが、具体的に進める場合に、この近くでモデル的に事業を進めておられますので、そこはぜひ出かけて行って参考にしていただき、早目に計画を立てていく必要があるのではないかと思いますので、よろしくお願いしておきたいと思います。
(委員長)
他に何かご意見がございますか。では、特段ご意見がないようですので、事務局次回の開催はいつ頃を考えていますか。
(事務局)
5月か6月頃の開催を考えていますが、具体的な日程は決まっておりません。
(委員長)
他に何かありますでしょうか。
それでは事務局にお返ししたいと思います。
(事務局)
委員長ありがとうございました。
以上をもちまして、第4回浜田市消防本部体制整備検討委員会を終了いたします。
皆様、お気をつけてお帰りください。
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