浜田市は、令和4年から有機米の産地づくりを目的にアイガモロボ(自動抑草ロボット)の実証を行ってきました。また、令和5年には「オーガニックビレッジ宣言」を行い、有機米や有機野菜の栽培実証や有機米給食を実施するなど、有機農業の産地化に向けた取組を進めています。
この度、オーガニックビレッジに向けた食育活動の一環として有機農業に触れて関心を持ってもらうために、令和6年6月7日にアイガモロボ開発者の中村哲也さんとプログラマーの松田優一さんを講師として招き、弥栄小学校5,6年生を対象にアイガモロボのプログラミング授業・実習を行いました。
◆プログラミング入門をしました
最初に弥栄小学校で授業をしました。前提として有機農業では雑草対策が一番の課題であることを学びました。その課題解決に有効なアイガモロボの仕組み(泥を巻き上げ、水を濁らせることで光を遮ることで、雑草を生えにくくする)を中村さんに教えていただきました。
その後、前後に進むなど指令をコード入力(プログラム)すればロボットが思い通りに動くことを松田さんに教えていただきました。そして、テスト機を使い実際に思い通り動くか試しました。皆さん慣れないプログラミングに悪戦苦闘していましたが、時間を忘れて夢中で取り組んでくれました。
また、農業へのかかわり方は田んぼや畑に直接入るだけではなく、ロボットなどを開発、動かすことで農業に貢献できるということを伝えられました。
◆田んぼに移動しいざ実習
小学校でプログラミングしたテスト機を田んぼに浮かべて、思い通りに動くか実習しました。田んぼの畦でプログラムの改良をしている小学生もいて、皆さんにとても楽しく実習してもらえました。
「これから環境のことを考えていきたい」 「この授業を通じて農業に興味を持った」 「ロボットが農業に役立っていてびっくりした」 など小学生の感想があり、環境や農業について考えるとても意義のある授業になりました。
実習した田んぼのコメは学校給食で食べる予定です。
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