会議名 | 第5回石見神楽伝承内容検討専門委員会 | |||
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開催日時 | 令和6年9月26日(木) 18時30分~20時45分 | |||
開催場所 | 浜田市立中央図書館2階 多目的ホール | |||
会議の担当課 | 文化振興課神楽文化伝承室 | |||
議題 |
1.報告事項 (1)委員以外へのヒアリング結果について (2)他地域における取組事例について 2.協議事項 石見神楽の保存・伝承に関する提言書(案)について |
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議事録 | 第5回石見神楽伝承内容検討専門委員会議事録(PDF/718KB) | |||
オンラインでの 公開・非公開 |
公開(会議の動画はこちら) |
配布資料
資料2_石見神楽の保存・伝承方法の検討に向けた他地域の取組事例(PDF/1219KB)
資料3-1_石見神楽の保存・伝承に関する提言書(案)(PDF/450KB)
資料3-2_石見神楽の保存・伝承に関する提言に係る参考資料(PDF/838KB)
提言書(案)に関する主な意見
全般に係ること
修正意見 |
「社中」は「神楽団体」と表記するほうが適切。 |
「舞い手」に追加で「楽人」も入れてほしい。 |
「石見神楽」と「神楽」という文言が混在していて統一性がない。統一したほうがよい。 |
Ⅰ はじめに
修正意見 |
「石見神楽を創り出したまち」について、日本遺産の中での石見神楽の説明と整合性が取れているか確認してほしい。 「石見神楽を創り出したまち」の定義について、これを定義するなら「石見神楽」の定義が必要。今回の提言書では「石見神楽を創り出したまち」の定義まで載せる必要はないと思う。 |
Ⅱ 現状と課題
修正意見 |
1の中に、「石見神楽団体などの資金減少は、ひいては石見神楽関連の伝統のものづくりへの影響がある。さらに長い目で見れば、石州和紙の技術継承にもかかわる」という観点を追加してほしい。 |
2の中の模倣品の流通は、「石見神楽面」に限ったことではなく、全てのものづくりに当てはまるので、「全てのものづくり」に変更してほしい。 |
2の中に、神楽産業の経営に関する問題を入れたほうがよいのではないか。社中の減少などによる需要の縮小により、経営が厳しくなり、後継者を雇うことが難しくなっている。需要の減少を受けて、新しい商品開発や販路拡大の取組につながると思う。 |
4の中に「神楽道具」が出てくるが、手に持って舞う「採り物」のことを想像させる。ここでは、ものづくりに関わるものなので、「神楽用具」としてほしい。 |
新規項目として、「知識と経験を有した石見神楽の舞やものづくりに精通し、適切な記録保存や活用などができる職員配置がない」を追加してほしい。 |
Ⅲ 保存・伝承すべきもの
修正意見 |
1の中の「舞(演目)、舞い手(社中)」を「石見神楽伝承団体(舞、舞い手、楽人)」に変更してはどうか。 |
これまでの議論の中で挙がっていた「奉納神楽文化」を追加してほしい。現状と課題でも触れられているし、奉納神楽は諦めて、別の場所で儀式舞をやればよいと捉えられるおそれもあるため。 |
Ⅳ 提言
修正意見 |
1②「花を打つ文化の継承」は、「社中の経営の安定化」の文脈で出すべきで はないため、「①舞の文化の継承」に移動してはどうか。 |
1②「出演料引上げ」は、地元の奉納神楽の謝儀も引上げるべきというように捉えられるため、「イベントにおける出演料の引上げ」に変更したほうがよい。 |
2②に、「持続するための助成金などの支援の検討」を追加してほしい。 |
2②に、「商号を守るための取組の検討」を追加してほしい。 |
2の本文中「行政と神楽産業従事者」としているが、例えば商標登録は行政や神楽産業従事者だけでは難しいため、この文言は削除したほうがよいのではないか。 |
3①に関連して、神楽団体や神楽関連産業従事者は、学校へのゲストティーチャーや店舗訪問対応に善意で対応している。これらを仕事として対応する石見神楽に精通した職員配置が必要。 |
3①に関連して、ものづくりにおいては、学校へのゲストティーチャーや店舗訪問対応は儲けに直結する。行政において金銭的支援や補償を検討してほしい。 |
3①の「ホームページやSNSの充実」は、誰に求められるものか具体的な記載が必要と思う。 ⇒これまでの議論では、各神楽団体などの対応というよりも集約したものを充実させるべきという意見だったため、その方向性で文言修正したい。 |
3①の中に、例えば神楽団体が公演などで仕事を休む際に職場の理解や応援が得られるような「市民に応援されるための仕組みの検討」を追記してほしい。 |
3②について、市内各地に意匠(昔の面など)が保管され眠っているので、これらを浜田市の大切な財産として後世に残すため、「余裕をもった収蔵施設が必要」ということを追加してほしい。 |
3②について、拠点施設をどのようなものにするのかが最も重要。多くの市民が望むような施設となるよう、神楽団体、ものづくり職人など神楽関係者を中心とした検討組織を立ち上げ、内容の検討がなされることを期待したい。 |
5について、新たな団体の役割を明確化する必要がある。この団体が中心ではなく、行政や神楽団体などができない隙間を埋めていくイメージでよいのではないか。また十分な検討が必要であり、簡単なことではない。 |
5について、新たな団体を立ち上げると、行政はそこに頼るため、その団体の負担がすごいものになる。 |
5について、拠点施設の設置がポイントになる。拠点施設を設置すると、運営組織が必要となる。その組織に何を担わせるか。「3②石見神楽に特化した拠点施設の設置」を5に新規項目として出し、その施設の中で担う役割という整理にしたほうがわかりやすいと思う。拠点施設では、ハコモノとしての面や衣裳などを保存・管理する施設とともに、地域に入り込んで教育活動などもできる人材配置も必要。どうやって石見神楽を残していこうか考えたときに、これらを備えた拠点施設の議論は避けて通れない。したがって、どこかの項目の中で出すよりも1つの項目として出すべきと考える。また、専門委員会としても、ハコモノありきの議論をしてきたわけではなく、議論の結果、拠点施設の設置が必要となったこともどこかで説明すべき。 |
問い合わせ先
浜田市殿町1番地
浜田市教育部文化振興課神楽文化伝承室
電話 0855-25-6301
e-mail bunka@city.hamada.lg.jp
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