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平成17年度浜田市決算の状況

 浜田市は、平成17年10月1日に合併し、浜田医療センター移転新築事業、島根あさひ社会復帰促進センター建設促進事業など個性豊かで特色ある地域づくりに取り組むため、国や県の財政支援を活用することにより行財政基盤の強化を図ってきました。これらの結果を踏まえ、平成17年度一般会計の決算状況は、歳入決算額が373億4,908万円(対前年度比1.6%増)歳出決算額が371億7,490万円(対前年度比3.2%増)翌年度へ繰り越す財源が6,786万6千円となり、実質収支で1億631万4千円の剰余金が生じました。

~平成17年度に実施した事業の一例~

特別養護老人ホーム(弥栄苑)増床事業

旭分遣所新築事業

黒沢公民館建設事業(三隅町下古和)
歳出総額  371億7,490万円
市民一人当たり  590,106円【平成18年3月末人口62,997人】
区分(目的別) 具体的な内容
決算額
総務費 市町村合併に伴う電算機器等統合、分庁舎建設、庁舎管理、徴税、選挙、財務事務などに使われたお金です。
84億3,356万円
民生費 お年寄りや障害のある人、生活保護、子育てを支えるためなどに使われたお金です。
78億6,000万円
衛生費 ごみ処理や火葬場の維持、病気の予防、環境を守るためなどに使われたお金です。
28億8,705万6千円
農林水産業費 農業や林業、漁業の振興のためなどに使われたお金です。
24億2,837万円
商工費 商業や工業、観光の振興、企業誘致などに使われたお金です。
9億3,958万9千円
土木費 道路や河川、公園、住宅の整備などに使われたお金です。
31億8,651万円
消防費 消火活動、救急救命などに使われたお金です。
14億7,818万8千円
教育費 小学校、中学校、幼稚園、公民館の運営、文化財保護、生涯学習などに使われたお金です。
28億1,243万9千円
公債費 借金の返済のために使われたお金です。
63億9,247万円
その他 議会の運営、勤労青少年ホームの運営、災害復旧などに使われたお金です。
7億5,671万8千円

歳入総額  373億4,908万円
  区分 具体的な内容
決算額
※1
自主財源
市税 市民のみなさんが納めた税金です。市民税・固定資産税・軽自動車税・たばこ税・入湯税などがあります。
79億5,288万円
分担金及び負担金 市が行う事業のうち特定の利益を得る人や関係団体などから負担してもらったお金です。
4億874万9千円
使用料及び手数料 公の施設を利用したり、住民票等の発行をうけた人が納めたお金です。
7億170万9千円
繰入金 特別会計や基金からのお金です。
34億9,977万5千円
その他 預金利子や市の貸付けの返済金、事業受託収入などがあります。
16億4,666万8千円
※2
依存財源
地方譲与税 国が税金として徴収したもののうち、一定の基準に基づいて市に配分されたお金です。所得譲与税、地方道路譲与税、自動車重量税、特別とん譲与税があります。
7億4,918万5千円
地方消費税交付金 みなさんが納めた5%の消費税のうち各都道府県に入る1%を地方消費税といいます。その1/2相当額が県内の市町村に配分されています。
6億1,922万6千円
地方交付税 全国の市町村が一定水準のサービスが行えるように国から地方に配分されたお金です。所得税や法人税、消費税、酒税等を配分しています。
106億9,435万4千円
国県支出金 特定の事業に対して国や県から入ってきたお金です。児童手当、障害者等保護費、道路建設、学校教育などの負担金や補助金です。
55億9,714万2千円
地方債 道路整備や老人ホーム建設等の事業を実施するために、国や銀行から借りたお金です。
49億8,910万円
その他 国から交付される交通安全対策特別交付金、地方特例交付金、県から交付される自動車取得税交付金、配当割交付金、利子割交付金などがあります。
4億9,029万2千円
※1自主財源:浜田市が自らの権限で調達できる収入のことです。
※2依存財源:国や県により交付されたり、割り当てられたりする収入や政府、銀行などから借り入れた収入のことです。

浜田市の会計には、一般会計と区分して特定の収入で支出を賄う特別会計(12会計)があります。また、地方公営企業法の適用を受け、独立採算制を原則とした水道事業、工業用水道事業の公営企業会計(2会計)があります。

■公営企業会計
(単位:千円)
会計名 歳入 歳出
水道事業 収益的収支 1,035,503 1,001,111
資本的収支 793,425 1,124,412
工業用水事業 収益的収支 100,202 88,756
資本的収支 8,264 14,415
  ■特別会計
(単位:千円)
会計名 歳出 歳入
国民健康保険 事業勘定 5,851,463 5,730,731
直診勘定 410,052 410,052
駐車場事業 53,294 53,226
住宅新築資金等貸付事業 4,829 4,829
公設水産物仲買売場 18,154 16,739
老人保健医療事業 8,263,693 8,360,061
公共用地先行取得事業 27,292 27,292
国民宿舎事業 97,102 97,102
公共下水道事業 1,606,877 1,591,580
農業集落排水事業 1,046,165 1,029,713
漁業集落排水事業 52,050 52,000
生活排水処理事業 99,933 99,751
簡易水道事業 1,003,092 989,738


浜田市の財政事情を家庭の家計簿にたとえると…
皆さんに浜田市の財政事情をより分かりやすく理解してもらうために、平成17年度の決算額(一般会計)を1/10,000にして家計簿にたとえてみました。(1家庭の年間収入を約373万5千円としています。)

 

支出 ( )は市の性質別区分
食費(人件費) 66万7千円
光熱水費、日用雑貨(物件費) 37万8千円
医療費(扶助費) 42万2千円
ローンの返済(公債費) 64万2千円
子どもへの仕送り(繰出金) 29万2千円
家の増築費(普通建設費) 61万3千円
町内会費、サークル会費(補助費等) 27万5千円
定期預金(積立金) 34万円
アパートの修理、知人へ貸したお金
(維持修繕費、貸付金など)
8万8千円
合計 371万7千円

 

収入 ( )は市の収入科目
自主財源 給料(市税) 79万5千円
アパートの家賃収入などの副収入
(使用料及び手数料など)
27万6千円
預金の取り崩し(繰入金) 35万円
依存財源 親からの援助(地方交付税、地方譲与税など) 125万5千円
兄弟からの援助(国県支出金) 56万円
家を増築するため銀行から借りたお金(地方債) 49万9千円
合計 373万5千円

 

                                                           収入 373万5千円
 -支出 371万7千円
残額   1万8千円
                                                        ○残額1万8千円の使いみち                                                  

                                                                                               ・今年度のやり残した家の増築費用…8千円

                                                                                               ・積立預金…1万円    

                                                                       
 ※上記の平成17年度浜田市決算額の数値は、一年間の財政状況を分かりやすくお知らせするため、新浜田市の決算額に旧団体(旧浜田市、旧金城町、旧旭町、旧弥栄村、旧三隅町)の4/1~9/30までの決算額数値を合算しています。

 

◆平成17年度財政比較分析表

  平成17年度財政比較分析表については、次のとおりです。

   こちら↓↓をクリックしてください。

   平成17年度財政比較分析表.pdf

 

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