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浜田市河川水質測定の結果について(令和4年度)

 浜田市は、下府川・浜田川・周布川・三隅川の4つの主な河川が日本海へ注いでおり、江の川にも支流が流れています。

 安全安心な水道水源の確保、また快適な水辺環境を保全するため、定期的な水質検査を実施し、市内河川の状況を把握することに努めています。

 浜田市河川水質測定結果

 平成25年度から令和4年度の水質測定結果を、以下のリンクから確認できます。

 「75%値」とは

 公共用水域の水質を表す方法として一般的に年平均値が用いられていますが、BODなど生活環境項目の環境基準に対する適合性の判断方法として、通常の状態(低水流量以上の状態)の最高値に相当する水質である75%水質値が用いられています。これは年間を通して4分の3の日数はその値を超えない水質レベルを示すもので、年間の日間平均値の全データを値の小さいものから並べ、0.75×n番目(nはデータ数)の値を75%水質値とします。(0.75×nが整数でない場合は端数を切り上げた整数番目の値をとります)

測定項目について

 BOD(生物化学的酸素要求量)

 BODとは、水中の有機物が微生物の働きによって分解されるときに消費される酸素の量のことで、河川の汚濁状況を測る代表的な指標です。

 水がきれいであれば有機物を分解するときの酸素量は少なくてすみますが、汚れていれば酸素量が多く消費されるため、汚れているほどBOD値が高くなります。

 COD(生物化学的酸素要求量)

 CODとは、水中の有機物を化学的に酸化・分解するときに消費される酸素の量のことで、主に海域・湖沼の汚濁状況を測る指標です。

 BODと同じく、水が汚れていれば反応に消費される酸素量が増えるため、汚れているほどCOD値が高くなります。

 SS(浮遊物質量)

 SSとは、水中に浮遊している直径2mm以下の粒子状物質のことで、動植物プランクトンやその死骸・分解物、下水や工場排水などに由来する有機物などが含まれます。

 浮遊物質が多いと透明度などの概観が悪くなるほか、魚類のえらがつまって死んだり、光の透過が妨げられて水中の光合成に影響し発育を阻害することがあります。

 環境基準について

 河川の水質については、環境基本法に基づく「生活環境の保全に関する環境基準」が、以下のとおり定められています。 

 浜田市が水質測定を実施している河川については類型指定がされていませんので、参考としてご覧ください。

 

類型

基準値

BOD

SS

AA

1mg/ℓ以下

25mg/ℓ以下

A

2mg/ℓ以下

25mg/ℓ以下

B

3mg/ℓ以下

25mg/ℓ以下

C

5mg/ℓ以下

50mg/ℓ以下

D

8mg/ℓ以下

100mg/ℓ以下

E

10mg/ℓ以下

ごみ等の浮遊が認められないこと

 

類型 

基準値

COD(湖沼)

COD(海域)

AA

1mg/L以下

A

3mg/L以下

2mg/L以下

B

5mg/L以下

3mg/L以下

C

8mg/L以下

8mg/L以下

 

関連リンク

 公共用水域・地下水水質調査(島根県ホームページ)

 

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