赤い妖精「ハッチョウトンボ」
ハッチョウトンボは、体長が約2cm、1円玉ほどの大きさの日本一小さなトンボです。成長したオスの全身が鮮やかな赤色になることから、「赤い妖精」とも呼ばれています。
低山地や休耕田など、日当たりが良く草丈の低い水深の浅い湿地に生息しますが、造成等による埋め立てや植生遷移による乾燥化により生息地は減少傾向が顕著で、島根県のレッドデータブックでは絶滅危惧【2】類に指定されている希少なトンボです。
オス(鮮紅色) メス(茶と黒の縞模様)
金城町雲城地区にあるハッチョウトンボ生息地
島根県内でもごく一部の地域でしか生息が確認されていないハッチョウトンボですが、浜田市には金城町雲城地区にある休耕田となった湿地にその生息地があります。
生息地では地元の「ハッチョウトンボを守る会」の皆さんが中心となって環境整備を行っており、毎年5月から8月までたくさんのハッチョウトンボが飛び交っています。
ハッチョウトンボを探しています
浜田高等学校自然科学部では、ハッチョウトンボの生態研究と保護のため、新たな生息地を探しています。近隣で見かけた方は下記までご連絡をお願いします。
0855-22-0042(浜田高等学校)
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- 浜田市 市民生活部 環境課
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電話番号:0855-25-9420
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