20230216令和4年度第4回金城地域協議会

【協議事項】

(1)委員の選出について

地域協議会からの委員選出について協議し、次の委員の選任を行った。

「介護保険事業計画策定委員会」　岡本　朋博　委員

「浜田市水道事業審議会」　中芝　清張　委員

 

【報告事項】

(1)金城支所周辺施設整備事業について

事業内容及び計画について説明を行った。

・質疑応答

【質問】地域住民への説明はいつ行うのか。

【回答】市議会・地域協議会及びまちづくり委員会への説明後、地域住民の方への説明を計画しており、今後早急に説明や周知を検討したいと思います。

【質問】資材等が高騰していると聞くが、事業費に影響はないか。また、災害時の備えに非常用発電設備の導入も必要では。

【回答】現時点での影響予測は困難ですが、多少の増減は予想されます。最低限必要なところはきちんと整備したいと思います。

【質問】みどりかいかん改修中は調理室が使えなくなるのか。また、さんあいホームの駐車場は狭いが、改善されるのか。

【回答】みどりかいかん改修開始までは調理室が使えますし、さんあいホーム改修完了後はさんあいホームの調理室が使えます。さんあいホームの駐車場については、協議を重ねて駐車台数の確保に努めます。

 

(2)浜田市美又温泉会館の譲渡について

経過及び今後の利用について説明を行った。

・質疑応答

【質問】譲渡から10年経過後、他の人に譲渡されるようなことが起きても、市は関与できないのか。

【回答】市は美又温泉の泉源を所有しているので、運用用途によっては、泉源を供給するかどうか市が関与できます。今後も関与を続けたいと思います。

【質問】現在の経営状況は。

【回答】コロナ禍や電気代の高騰で厳しい状況ですが、民間譲渡によって、市の運営ではできなかった新しい発想の取組ができます。今後利用客を増加させ、安定した経営をしていただきたいと思います。

 

【その他】

 （1）民生委員・児童委員の一斉改選について

任期満了に伴う民生委員・児童委員の一斉改選について説明を行った。

 （2）新開地区の農業関係について

現状と今後の耕作予定について、口頭で説明した。

 ・質疑応答

【質問】この冬の寒波の時は、市から無線等で凍結防止の呼びかけがあり良かった。凍結や断水等の状況はどうだったのか。

【回答】地域の皆さんの関心が高く、漏水等の情報が早めに市に寄せられるようになりました。この冬一番大きかったのは波佐の長田で、約5軒が短時間断水しましたが、大きな影響はありませんでした。

【質問】特殊詐欺防止のために、通話録音機能付き電話の購入者への助成や、簡易型自動録音機の貸し出しや配布はできないか。

【回答】まちづくり総合交付金を利用して、警察と連携して特殊詐欺防止機能付きの機器を購入された地区があります。現在、市全体で配布等の制度はないので、まちづくり総合交付金を活用していただきたいと思います。

【質問】金城地域でプレミアム付き浜田応援チケットを使おうとしても、共通券しか使えない場合が多い。他の市では水道料金を2ヶ月無料にすると聞いた。平等に応援してほしい。

【回答】全部共通券にできないかというご意見もありますが、地元の事業者を応援したいという趣旨があり、地元への還元とお店の収益につながる地域内循環を考えた方法としています。チケットを買いに行けない場合はご家族等が代理で購入できますし、買い物に行くのが大変な場合は、あいのりタクシーの利用料金に使えます。ご意見を伺いながら、工夫を重ねたいと思います。

【質問】令和3年8月の台風9号では被災箇所が非常に多かったが、復旧の進捗状況や、今後の予定は。

【回答】現在災害復興室で業務を行っていますが、災害査定と発注はほぼ終わり、工事が完了していないところが一部あります。産業建設課に連絡いただければ、個別に確認したいと思います。

【質問】プレミアム付き浜田応援チケットは、各家庭に配布するほうが良い。買える人がいくらでも買えて、なかなか買えない人がいるのは行政サービスの不公平だ。浜田市は生活困窮者の支援より、事業者の支援を重視しているのか。

【回答】毎回方法を変えると混乱を招くので、前回と同じ方法を踏襲して欲しいという要望があり、早めの周知で販売を開始することにしました。金城地域でも、各販売場所で十分な量を準備します。生活に困窮している方の支援と同様、働いている方も困らないために、全ての方にチケットが届くようにし、また事業所も支援します。片方だけではなく、両方を支援するという趣旨です。

【質問】浜田市が個人の土地建物を高額で買収して、どういうまちづくりをしていくのか。財政が厳しい時に多くの税金で個人を支援せず、多くの生活困窮者にもっと手厚い光を当てる行政を進めてほしい。

【回答】浜田市では、ソフト面とハード面の両方の事業を実施しています。ソフト面では、給食費上昇抑制の取組、新型コロナや少子化への対策等に市独自の支援を積極的に行っています。駅前に空き店舗が増えており、三桜酒造の土地に必ず市がハコモノを作るわけではありませんが、若い方や浜田に来られた方が駅の周辺で楽しんでもらえるよう、皆さんと議論して今後の方針を決めたいと思います。ハード事業ばかりではなく、ソフト事業、特に若者や高齢者の方のための事業も、いろいろなご意見を聞いて、バランスを取りながら施策を行います。

【質問】あいのりタクシーで買い物等ができるというが、なかなか「あいのり」というものが浸透しない。タクシーはよく利用するが他の人とは一緒に乗れないという方のために、1人でも若干多めの個人負担で利用できるようにできないか。

【回答】負担を増やしてでも1人で使いたいというご意見はありますが、補助の際限がなくなるため、せめて2人以上で使って欲しいということで制度を作りました。令和5年度に公共交通計画全体の見直しを行う中であいのりタクシーのやり方や敬老福祉乗車券の上限等について必要であれば検討し、皆さんが使いやすくなる方法を考えたいと思います。