国指定重要無形文化財である石州半紙(せきしゅうばんし)が、第1回のユネスコ無形文化遺産に決定したことを受け、平成21年11月7日に記念式典とシンポジウムを開催し、決定の意義や継承、振興についての講演を行いました。
石州半紙については、今日の社会的な環境変化によって、後継者や原材料不足等の問題がある中で、この貴重な伝統技術を保存、伝承するために、石州半紙技術者会(会員4人)の皆さんが、懸命な努力を積重ねられています。
世界各国においても、さまざまな無形の文化が、急速に失われつつあり、わが国を含め、大変重要な課題となっています。
このたびのユネスコ無形文化遺産の決定については、平成21年9月28日からアラブ首長国連邦のアブダビにおいて、第4回政府間委員会が開催され、9月30日に「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」への記載が決議されました。
第1回の無形文化遺産では、111件の提案があり、世界では76件、その内、国内では13件が記載され、石州半紙は、その1つとして、世界に認知されました。
世界各国においても、さまざまな無形の文化が、急速に失われつつあり、わが国を含め、大変重要な課題となっています。
このたびのユネスコ無形文化遺産の決定については、平成21年9月28日からアラブ首長国連邦のアブダビにおいて、第4回政府間委員会が開催され、9月30日に「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」への記載が決議されました。
第1回の無形文化遺産では、111件の提案があり、世界では76件、その内、国内では13件が記載され、石州半紙は、その1つとして、世界に認知されました。
開催された記念講演やシンポジウムでは、無形の文化を評価したり、序列を定めたりするものではなく、それぞれの多様性と創造性を尊重すべきものとした上で、このたびの記載を契機に、世代から世代へと継承され、再現、利用されていく無形の文化の重要性を広く認識していく取り組みが、重要であるとされました。また、石州半紙は日本のみならず、世界の文化財を修復し、保存する上で重要であることや、石州半紙には芸術家を魅了する力強さがある等、郷土の宝として残しながらも、新しい石州半紙の魅力を探り、開発することも求められました。
浜田市では、平成20年10月に石州半紙の継承、普及、情報発信の拠点として、石州和紙会館をオープンし、多くの皆さんにご利用いただいていますが、引き続き、石州半紙技術者会の皆さんとともに、この伝統技術を支え、普及、活用に努めていきたいと考えています。
そのひとつとして、市内の子供たちが、世界に誇る石州半紙で作られた、浜田にしかない卒業証書を受け取ることで、子供たちだけでなく、ご家族をはじめ、より多くの市民の皆さんが、身近に感じていただけるよう取り組んでいきたいと考えています。
今後とも、魅力ある浜田市を築いていくためにも、石州半紙の継承、普及に、皆さんの温かいご支援をいただきますようお願いいたします。
そのひとつとして、市内の子供たちが、世界に誇る石州半紙で作られた、浜田にしかない卒業証書を受け取ることで、子供たちだけでなく、ご家族をはじめ、より多くの市民の皆さんが、身近に感じていただけるよう取り組んでいきたいと考えています。
今後とも、魅力ある浜田市を築いていくためにも、石州半紙の継承、普及に、皆さんの温かいご支援をいただきますようお願いいたします。
石州半紙
リンク:石州半紙について
石州和紙会館
浜田市では、平成20年10月1日に石州半紙の普及、継承の拠点施設として石州和紙会館をオープンしています。ご活用ください。
「ユネスコ無形文化遺産石州範氏PR大使」については下記のリンクをご参照ください。
リンク:千葉すずさんを「ユネスコ無形文化遺産石州半紙PR大使」に委嘱
リンク:千葉すずさんを「ユネスコ無形文化遺産石州半紙PR大使」に委嘱
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電話番号:0855-25-9730
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