会議名 |
令和6年度 第1回浜田市水道事業審議会 |
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開催日時 | 令和6年4月12日 (金)13時30分~16時00分 | |||
開催場所 |
浜田市殿町1番地 浜田市役所本庁舎5階 議会全員協議会室 |
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会議の担当課 | 上下水道部水道管理課 | |||
議題 |
議 事
水道事業
〔浜田市水道事業会計予算書、当初予算説明資料、(上)資料①〕
下水道事業
〔浜田市下水道事業経営戦略、(下)資料①、(下)資料②、(下)資料③、(下)資料④、(下)資料⑤〕
5. その他
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公開・非公開 |
公開(録画配信) |
主な意見、質問及び協議内容
主な意見、質問及び協議内容
水道事業
(質問)
企業債の増額は具体的にどんな事業により増えたのか。また、議決を経なければ流用できない経費(予算書2ページの第8条)から交際費がなくなった理由は。
(回答)
管路更新事業費の増に伴い企業債が増額になっている。また、交際費は何年も執行実績がないため今年度から予算計上していない。
(質問)
経営戦略に旧簡易水道エリアの建設改良事業に交付税措置が手厚い過疎債が活用できるとあるが実績はあるか。また、企業債の返済見込について、企業債借入額がずっと同水準になっている理由は。
(回答)
令和4年度から旧簡易水道エリアの工事に過疎債を活用しており、浜田市全体の中で上下水道部の割り当ては、事業費で1億円、過疎債はその2分の1の5,000万となっている。企業債借入額については、借入から5年間は元金償還が据え置かれていることや、過去に借りたものを順次完済しているため借入額が同水準となっている。
(質問)
予算書第9条の他会計補助金で4億5,300万ほど、一般会計から補助を受けているが、水道を利用している人はよいが、水道を利用していない人から見ると、不公平感があるのではないか。
(回答)
他会計補助金として総務省が認めた基準内の繰入金と、市長部局との協定に基づく基準外のような繰入金を受けている。赤字補填ではないことをご理解いただきたい。
(質問)
弥栄町で森林が伐採されているが、浜田市として水源林の保護をどう考えているか。
(回答)
水源井戸や川が直接影響を受けることもあるため、水質に影響するかどうか情報収集したい。
(質問)
家を新築する際、市が埋設した水道管との距離によって接続できないことがあるか。
(回答)
家の前に市の水道管がない場合、市が新たに水道管を引くことはない。市の水道管との距離により接続させないといったこともない。
(質問)
人口が減る中、末端の耐用年数を過ぎた水道管は、これからも維持していくのか。
(回答)
現時点では、古くなって漏水した場合等は全て修理している。将来については、今後検討していく。
下水道事業
(質問)
予算説明資料8ページの主要事業の状況について、生活排水処理事業のことが触れられていないのは、現状が維持・改良のみで主要事業に位置付けられるものがないということか。
(回答)
その通りです。
(質問)
下水道事業会計に管理者を置かない理由は。
(回答)
上水道事業では条例で市長が管理者の業務を代わりに行うことで、管理者を置いておらず、下水道事業でも同様の扱いとしている。
(質問)
下水道事業は、一般会計からの赤字補填により経営が成り立っているとの説明があったが、一方で上水道事業には一般会計から赤字補填はしないということであり、その違いは。
(回答)
下水道事業はもともと特別会計で、そもそも収支が成り立っていなかったため、全国的にも企業会計移行後も赤字の事業が大半である。下水道にも総務省が認めた基準内の繰入金と基準外の繰入金があり、基準外(赤字補填)については、下水道施設建設時に借り入れた多額の地方債の元利償還金に充てている。これが上水道との相違点である。
(質問)
料金体系の基本料金と従量料金について、上水道と下水道におけるバランスの違いについて(水道料金は松江市並みの基本料金だが、下水道使用料では浜田市がかなり基本料金が高い)。
(回答)
自治体で基本料金の考え方が異なっており、一部汚水処理水量分が含まれているかどうかで差が出ている。1か月に20立米使用した場合の使用料の県内8市を比較しているが、浜田市は基本料金1,650円の中に、汚水処理水量の10立米分を含んでいる
(質問)
経営戦略12ページの旭浄化センターの汚泥処理施設の改築について、周辺への臭気防止の効果も期待できるという表現であり、これまでは臭気(公害)が発生していたような表現だが、これまでの旭の処理方法は。
(回答)
これまでは、処理の過程で出てくる汚泥を、処理場の中で発酵させて肥料化していたが、作業過程での臭気の発生や、ランニングコストの高騰等もあり、施設改築し、現在は民間委託により肥料化している。
(質問)
前回の審議会でも指摘したが、三隅町で汚泥堆肥を市民に無料配布する際、取りに来られた方に対し、市がどのように情報を提供されていたのか。成分の分析結果を見ると、基準値以下ではあるがニッケル、クロム、鉛、ヒ素、カドミウム、水銀等が検出されており、皆さんの安心のためにも公開をしてもらいたい。神戸市では市民からの声を受け、ホームページで公表を開始したとのことである。
(回答)
毎年度肥料の成分分析は実施し、基準値以内ということを確認しているが、その分析結果は現在公表していない。重金属の自主管理は非常に重要との認識は持っており、公表方法について検討し、実施に努めたい。
(質問)
下水道事業の経営状況 資料①の経費回収率の推移について。
①(特定環境保全公共下水道)の表、令和3年と令和4年の比率上昇が、過去(平成31年度まで)と比べると大きな点、また、④(漁業集落排水事業)の表で、令和4年が極端に下がっている理由について説明してほしい。
(回答)
令和2年度に企業会計に移行し、経費回収率を計算する際に用いる、汚水処理費のうち資本費の定義が、企業会計移行前と後では、変わってきていることが影響している。また、④(漁業集落排水事業)については令和4年度から、漁業集落排水事業の一部の処理区、三隅の福浦古湊地区が公共下水道事業の施設に接続を変え、汚水処理人口が減ったことにより、使用料が減少し、経費回収率が悪化した。
(質問)
このままではいずれ社会資本整備総合交付金の対象外になるという厳しい状況なら、料金改定はやむを得ないのかという感じだが、受益地内の高齢化も進んでおり、接続を躊躇される方もかなり想定されるため、普及PRにしっかり取り組んでほしい。経費回収率80%の達成は可能なのか。
(回答)
経営戦略の24ページの表で、汚水処理人口の普及率向上に市としてもしっかりと取り組み、現在整備中の浜田処理区の完成後、令和13年度時点での経費回収率の目標達成を見込んでいる。
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