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高機能消防指令センターについて

高機能消防指令センター 

 浜田市消防本部では、平成19年4月から運用してきた高機能消防指令センターシステムの老朽化に伴い、令和5年度末にシステムを更新し、令和6年4月から運用を開始しました。

指令台 

 このシステムは、市内全域からの119番通報受付、災害地点の特定、災害内容に応じた出動車両の自動編成及び出動指令、災害事案管理等の消防指令業務を統括するものです。119番通報の位置情報を取得する統合型位置情報通知システムや、高機能の指令制御装置などの最新技術により、正確で迅速な災害対応を行うことが可能です。

 固定電話やスマートフォンからの119番通報はもちろん、耳や言葉の不自由な方を対象とした、eメールやスマートフォンなどによる音声によらない通報(NET119)にも対応しています。(メール119、緊急通報FAX、NET119のご利用には事前登録が必要です。詳細は下記リンクからご確認ください。)

 最新の設備、技術により、これからも市民のみなさまの安全と安心を守ります。

新システムによる119番通報から救急出動までをご紹介

<119番受信>

受信
 浜田市内からの119番通報は、浜田市消防本部の指令センターに入電します。
 119番を受け付けると、通報者の位置情報を自動で取得し、地図に表示します。
 

<場所の決定>

通報
地図
 取得した位置情報と通報内容から、救急車が向かう場所を決定します。
 場所と、ある程度の内容がわかった時点で救急車を出動させますので、その後は通信員の問いかけに落ち着いて回答してください。
 

<出動隊の編成と出動指令>

指令
確認
 出動場所を管轄する救急車を自動で編成し、音声と指令書で出動指令を出します。
 救急隊は、指令システム専用端末の情報や、指令書の内容を確認して迅速に出動します。
 これらの操作と並行して、通報者から詳しい内容を聞き取ります。
 必要により、心肺蘇生法などの応急手当の方法を説明します。
 

<出動から現場活動>

活動
AVM
 通報者から聞き取った内容を、消防無線で救急隊へ伝えます。
 救急隊は、その内容から傷病者の状態を想定し、活動に必要な準備をしながら現場へ向かいます。
 救急隊は、救急車に設置された※AVMを利用して活動時間を管理し、必要に応じて地図情報などを活用します。
 AVMの情報は、指令センターにも共有されます。
 
 ※ AVM(車両端末装置)・・・地図情報や活動支援情報の確認、活動時間などを管理することができる装置です。GPSにより、車両の現在地を指令センターでも確認することができます。
 

<現場活動の管理>

指令台
管理
 指令センターでは、指令を出した各事案ごとに情報を整理して管理できるようになっています。
 また、車両の動きをリアルタイムで管理しており、災害が重なった場合でも適切に出動車両を編成することができます。

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